シロイヌダイアリー

自分が日々感じた事を書いていきます。

2023年観て良かった映画5選

映画も程よく観てます。

2年前ぐらいからFilmarksで評価もし始めてそれにハマっちゃって、特に去年は例年より多く映画を観た年でした。

瀬和ヒロさんの映画レビュー・感想・評価 | Filmarks映画

何なら人生で1番見たかもしれない。頻繁に見るのが自分の中で恒例になっていた。

そんな自分が選ぶ去年見て良かった映画5選

去年公開されたもののみから選ぶわけじゃないです!

大名作とされてる映画だけど、自分は去年初めて見て感動した作品だってある。

気になるものがあったら是非チェックしてみてください。

それでは紹介していきます♪

 

①RRR(2022年公開)

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あらすじ…舞台は1920年、英国植民地時代のインド。英国軍にさらわれた幼い少女を救うため、立ち上がるビーム。大義のため英国政府の警察となるラーマ。熱い思いを胸に秘めた男たちが"運命"に導かれて出会い、唯一無二の親友となる。しかし、ある事件をきっかけに、それぞれの"宿命"に切り裂かれる2人はやがて究極の選択を迫られることに。彼らが選ぶのは、友情か?使命か?

個人的Filmarks評価:☆4.8

公開されたのは一昨年かな?

自分も気になっていたのですが、近くの映画館では上映されず、口コミで話題が広がってきたからか、やっと自分の行ける映画館で公開されました。

映画そのものと関係ないところで凄かったのが2点あって、まず予約せず行ったら席がほとんど埋まっていたのと、観終わった時に客席から自然と拍手が起こるという初めての経験をした事です。

こういうのもとんでもない映画を観たな・・・という実感を強めてくれました。

自分自身この作品が初めてのインド映画でした。

一貫して特別な熱気とユーモア、エネルギーに満ちていて、間違いなくこの作品でしか体感できないパワフルな魅力に満ちていた

特徴的なナートゥダンスは癖になるし、おっさん達が謎にキレが良すぎるの面白すぎる。

別にギャグシーンとして観客を笑わせようとしているわけじゃない。

大真面目にやった結果何故か面白く「ダンス」で全てを表現できてしまうインド映画独特の世界観でした。

ディズニー映画における歌で感情を吐露する演出に似てる(あれもちょっとツッコんじゃうよね)。

話は王道。しかしそれを120%の熱量で再現してる。

ぶっちゃけあるシーンで目頭が熱くなっちゃいました。ああいう少年漫画みたいな展開に弱いのよ


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②ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年公開)

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あらすじ…ニューヨークで配管工を営む双子の兄弟マリオとルイージ。謎の土管で迷いこんだのは、魔法に満ちた新世界。はなればなれになってしまった兄弟が、絆の力で世界の危機に立ち向かう

個人的Filmarks評価:☆4.6

言わずと知れた世界的人気のゲームスーパーマリオを原作とした映画。

マリオ自体は、流石に子供の時から何度となく遊んできて、特に2Dマリオが好きです。去年発売されたマリオワンダーも遊びました!

全作チェックする程のファンではないですが、間違いなくゲームとしては多くの作品を遊んだシリーズです。

予告が公開された時点でこんなの面白いの確定じゃない????と思ってたけど、その予感は大当たり。

マリオの映画として大正解がそこにあった・・・!!

もう完全にイメージ通りなんです。マリオの映画といえばこれだとまるで最初から知ってたかのような気分。

原作を誰もが知っていて、でもゲームだから映画のストーリーとしてどう落とし込むのか分からなかった本作。

最強の解答がありました。

マリオが最初ピーチ姫の指導でステージクリアの練習をするシーンとかマリオカートで爆走するシーンとか好きですね。

どちらもマリオらしい要素が存分に詰め込まれていて観てて楽しかった。

予告から感じていた事ですが、マリカー要素もテンション最高潮です。

最高に楽しい映画、ありがとうございました


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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年公開)

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あらすじ…ピーター・パーカー亡きあと、スパイダーマンを継承した高校生マイルス。共に戦ったグウェンと再会した彼は、様々なバースから選び抜かれたスパイダーマンたちが集う、マルチバースの中心へと辿り着く。そこでマイルスが目にした未来。それは、愛する人と世界を同時には救えないという、かつてのスパイダーマンたちが受け入れてきた〈哀しき定め〉だった。それでも両方を守り抜くと固く誓ったマイルスだが、その大きな決断が、やがてマルチバース全体を揺るがす最大の危機を引き起こす…。〈運命〉を変えようとするマイルスの前に立ちはだかる、無数のスパイダーマンたち。史上かつてない、スパイダーマン同士の戦いが始まる!

個人的Filmarks評価:☆4.7

『スパイダーバース』というスパイダーマンのアニメ映画シリーズ。

一作目も凄く面白くて、楽しみにしてた続編。

この映画、何が凄いって映像表現です。

ストーリー自体は王道で見たいものが見れたけど、言い換えればそれ以上のものはなく、普通に面白いぐらいの印象なんですけど、映像の方が凄過ぎた。

一作目から一貫して「マルチバース」というものを「絵のタッチ」で表現するスパイダーバースシリーズ。

前作ではそれが登場人物単体にのみ表現されていたのですが、二作目はそれが「世界」になる。

主人公マイルスは異なる宇宙を行き来し、その世界の特徴それぞれがアニメーションとして襲いかかってきた。

本来一つの作品でタッチの異なる絵が出てくる事はありません。

しかしこの作品では絵のタッチの違いを効果的に演出し、革命的な表現に進化してるんです。マジで期待してたハードルを大きく飛び越えてくれた。

アニメというものを一つ上の次元にレベルアップさせた作品なのではないでしょうか

凄いのは、これで話としては前編。

後編が今年公開予定。

前半でここまで凄いと、後半どこまで盛り上げてくれるんだろう。こんなに面白すぎるパート1、他にない。


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④花束みたいな恋をした(2021年公開)

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あらすじ…東京・京王線明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会った山根麦(菅田将暉)と八谷絹(有村架純)。好きな音楽や映画が嘘みたいに一緒で、あっという間に恋に落ちた麦と絹は、大学を卒業してフリーターをしながら同棲を始める。近所にお気に入りのパン屋を見つけて、拾った猫に二人で名前をつけて、渋谷パルコが閉店しても、スマスマが最終回を迎えても、日々の現状維持を目標に二人は就職活動を続けるが…。まばゆいほどの煌めきと、胸を締め付ける切なさに包まれた〈恋する月日のすべて〉を、唯一無二の言葉で紡ぐ忘れられない5年間。最高峰のスタッフとキャストが贈る、不滅のラブストーリー誕生!──これはきっと、私たちの物語。

個人的Filmarks評価:☆4.5

日本の恋愛映画です。

当時ちょっとだけ有名だったかな?

この作品、実はオチまで全部話は知っていて、ずっと気になっていました。

サブスクで配信されてたので、視聴。

自分も今付き合ってる恋人と同棲してるだけに、めちゃくちゃ自分を重ねて胸にグサッとくる映画でした

描写の質感というのか、本当に2時間で二人の出会いから恋の終わりまで体感させられて、次第にすれ違っていく日々が凄く心にくる。

価値観の違いはあれど、どちらも悪気はなく、それがどうしようもなく切ない。

最初は、この人こそ運命の相手だと信じた物語だったからこそ、恋愛というものの難しさをこれ以上なく思い知らされました

見ててつらい気持ちになるのだけど、仲良くなっていく日々は心地よく、ちょっとずつすれ違っていくのもそれはそれで惹きつけられるものがある。

見たらちょっとトラウマになってしまいそう、見る人によっては過去の恋愛を思い出して胸が苦しくなってしまいそうな映画です


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タイタニック(1997年公開)

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あらすじ…1997年度アカデミー賞(R)11部門受賞!世界中を感動の渦に巻き込んだ映画史に残る永遠の名作。1912年、処女航海に出た豪華客船タイタニック号。新天地アメリカを目指す画家志望の青年ジャックと上流階級の娘ローズは船上で運命的な出会いを果たす。身分違いの恋を乗り越え強い絆で結ばれていく2人。しかし不沈を誇っていた豪華客船は皮肉な運命に見舞われる…。

個人的Filmarks評価:☆4.8

大名作

断片的に見た事はあったのですが、去年初めてちゃんと見ました。

自分今25歳で、それより年上の人からしたら一般常識レベルなのかもしれないけど、何なら自分が生まれる前年の映画なので、詳しく知らなかったです。

あらすじは知っていて、結末も大体知っていたけど、いざ見ると大きく印象は変わった。

1番大きかったのは、この物語、"悲劇"ではないのだなと

自分はタイタニックは、沈没した船の悲劇の物語だと思ってました。

確かに大切な人を失って悲しいです。しかし、"悲劇"ではないと思いました。

2人の主人公、ジャックとローズ。彼等は互いに出会った事を後悔していないと思います。

出会ったから別れが必然だったけど、その出会いはその後の人生を支えてくれるくらい大きなものになったから

悲しいけど、ジャックからもらったかけがえのないものを大切にする事で、ジャックの存在を自分の中に留めておく。

言葉にすると陳腐ですが、演出、作劇、言葉、どれもが綺麗で見惚れました。

もっと淡々と話が進む歴史映画かと思っていたのですが、2人の人生が心に残る美しい映画でした。

今後「好きな映画何?」と聞かれたら1番に答えるくらい気に入りました。

ほんと今更かよと思われるかもしれないですけど、令和の今でも色褪せない名作だと思います


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以上、去年観て良かった映画5選でした。

リアルタイムで観た作品、過去の名作、どれも面白かったです。

今年も色んな作品観ていきたい。

オススメの映画があったらぜひコメントで教えてください。