シロイヌダイアリー

自分が日々感じた事を書いていきます。

2023年読んで面白かった漫画5選

漫画を読むのが好きです。

昔から好き。

今、25歳の良い大人ですが、小学生ぐらいから少しずつ週刊少年ジャンプを読み、中学生から週刊少年マガジンと一緒に毎週読み始めました。

ブックオフやコンビニでもよく立ち読みしてたし、漫画を読むのがストレス発散というか、何となく読むというのがもう癖付いています。

そんな自分が2023年に読んで面白かった漫画6選。

2024年の1月後半に入って今更!?って感じですが、まとめていきます。

厳選して名を挙げる5選。

気になるものあったら是非チェックしてみてください〜!

 

①スキップとローファー(既刊9巻)

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あらすじ…岩倉美津末、今日から東京の高校生!入学を機に地方から上京した彼女は、勉強こそできるものの、過疎地育ちゆえに同世代コミュ経験がとぼしい。そのうえちょっと天然で、慣れない都会の高校はなかなかムズカシイ!だけど、そんな「みつみちゃん」のまっすぐでまっしろな存在感が、本人も気づかないうちにクラスメイトたちをハッピーにしていくのです!

言わずとしてれた(?)去年の人気アニメ。

マンガ大賞2020の第3位に選ばれ、昨年5月には第47回講談社漫画賞を受賞。

レビューサイト『Filmarks』では、TVアニメが最も話題を集めた作品として選ばれています。

自分もアニメから入りました。

噂は予々聞いていて、以前から読みたいと思ってた。

アニメでその面白さは周知かと思うんですけど、個人的にはアニメの後の話を推したい!!

正直アニメの範囲のストーリーじゃ、光の青春モノ感が強いと思うんですけど、アニメの後の話からは光の裏に隠された影が見えてくるんです。

青春って楽しいだけじゃないよね、輝かしいだけじゃないよねというのが描かれ始める。

個人的にアニメでやった範囲だとミカちゃんの話なんかが好きで、ああいう棘に親近感を感じるんです。

アニメの後の話、そう上手くは事が運ばないですよ・・・!

高校生の高校生らしい葛藤と苦しさが見れてウキウキしちゃいます。

 

②黄泉のツガイ(既刊6巻)

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あらすじ…山奥の小さな村で暮らす少年のユルは、野鳥を狩り、大自然の中で静かに暮らしていた。しかしユルの双子の妹のアサは、何故か村の奥にある牢の中で「おつとめ」を果たしているという。それはまるで幽閉されているかのように…。穏やかな村に浮かぶ不自然な謎、この村に隠された秘密とは一体…!?

『鋼の錬金術士』の荒川弘先生最新作。

何を隠そう、自分は鋼の錬金術士はハマれませんでした(どーん)

漫画読みを名乗るにはセンスがない自分なんですが、こっちの黄泉のツガイは面白かったです!

鋼の錬金術士は完結して何年も経ってから一気読みした分、あまりリアルタイムで追う楽しさがなかったから・・・というのもあるんですかね。

黄泉のツガイは、新しい世界で新感覚のバトルモノを読めて楽しいです!

「ツガイ」という二体一対のモンスターを使役して戦うのですが、色んなヤツがいて面白くて。

主人公のユルも最初は原始的な村の外を出た事がなかったので、外に現代文明が広がっていたのもどんでん返しのようなワクワク感がありましたし、現代文明に対するリアクションが新鮮でツボ。

車で移動してサービスエリアで休憩してるだけで面白い。そんな漫画です。

 

③すだちの魔王城(既刊6巻)

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あらすじ…勇者が魔王を倒し、世界は平和になった──にもかかわらず、道具屋・すだち屋を営むムラビトは困っていた。平和すぎてお客さんが全然来ないのである!このままでは閉店まっしぐら…そんな時に現れた少女の正体は、死んだはずの魔王で…!?「勇者も魔王も村人も、みんな平和になった世界で悩んでる──笑って、泣ける、熱いファンタジー&コメディ!!

THE・王道です。

もう気持ち良いぐらいに王道。こういうのが1番好きです。

勇者、魔王、村人がいるまるでRPGみたいな世界観で、お店を営む話。

登場人物にはそれぞれ悩みがあり、それらを克服し乗り越えていきます。

「王道」と言ってしまえば安易なかたちになるのですが、どの話もとんでもなく綺麗で読みやすい。

読んだ後に凄く心が温かくなるんです。

登場人物それぞれも彩り豊かでユニークですし、全員好きになれる。

自分の推しは、アッシュです。

勇者で世界から称えられているというのに、それが嫌という、一見おちゃらけてて自分本位っぽいのにめっちゃ世間の目気にしてる。

彼には幸せになってほしいです。

 

④DEAD ROCK(既刊1巻)

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あらすじ…DEAD ROCK、それは魔界の深淵にそびえたつ魔王養成機関。魔界人の若者であるヤクトは、DEAD ROCKの門戸をたたくため、過酷な入学試験に挑む!

『RAVE』『FAIRY TAIL』『EDENS ZERO』の真島ヒロ先生最新作。

普段真島先生の大ファンやってる自分は当然チェックしました。

"いつもの真島作品らしくない"が売りの本作。

これまでの真島作品の世界観は良い人がベースで悪いヤツが少数派みたいな感じでしたが、今作はどっちかっていうと逆。

皆、殺すのも厭わないくらい残虐性高いし、主人公も例外じゃない。

主人公も理由はあるも「ある人物の殺害」を目的としていて、あまりない野望。

真島作品のお決まりのノリに飽き飽きしてる方、お待たせいたしまた。

普段の真島作品と違う。しかし、どこか懐かしさもある。

真島作品らしいストレートなファンタジー表現に原点回帰したような本作。

キャラクターも非常に魅力的です。

治安の悪いヤツが多くて心躍ります。

 

⑤ようこそ!FACT(東京S区第二支部)へ(既刊1巻)

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あらすじ…『チ。』の魚登が描く、恋と陰謀──!!あの人に、好きな人はいるのかな──あの時話していた言葉の意味って──抱いた恋心が溢れるとき、世界を動かす謎に迫っていく──!『チ。』『ひゃくえむ。』の魚登が描く、圧倒的新連載、前代未聞のラブコメストーリー!!

この作者もファンです!

『ひゃくえむ。』は読んで痺れたし『チ。』には衝撃受けたし、読み切りの『佳作』まで全部チェックしました。

絵は大して上手くないんだけど、独特の勢いと特別な熱さがあるのが魚登先生の特徴。

どの作品もその"熱"にやられ、見事にはまってしまいました。

今作も読まない選択肢がなかった。

今回は「恋」と「陰謀」という読む前全く想像ができなかったテーマ。

これは確かに恋と陰謀。

こればっかりは読んでみないと分からないのですが、意味の分からない面白さが生まれています。

好きに人と触れ合う恋愛パートと陰謀論に傾倒していく陰謀パートが交互に描かれる本作。

最初こそ意中の人と結ばれてほしいと思っていましたが、どんどん陰謀論にハマって人生が破滅に向かっていくのが読んでて楽しくなってくるんですよね。

主人公の不幸を願って読むという意味不明な楽しみ方。

本当にこの作者さんは漫画を描く為に生まれた人だなぁと思います。

あんまり長くは続かないようで、どう結末を迎えるか楽しみ。

 

以上、2023年読んで面白かった漫画5選でした。

漫画ってやっぱり良いですね。

新しい面白い漫画に出会った時の幸福感って半端ない。

他に面白いオススメの漫画があったら是非コメントで教えてほしいです。

それでは。